”大規模社会実験”、ingress の世界的な大会である、DARSANA XM Anomaly の東京大会に参戦してきました!
…えーと、ingress ってなんじゃい、DARSANAってなんて読むの?って人は google 先生に訊いて下さい(汗
ちなみにこちらは緑のイベントサイト。
http://darsana.club/
数千人のエージェントが集まったよ
DARSANA TOKYO のスタート会場となったのは、日比谷野外音楽堂。開会前から既に長蛇の列となっており、およそ時間通りに入場できたもの、ごったがえす人、人、人。
入場時に、スタンプを押してもらったけれど、滲む滲むwこれ絶対アフターパーティーまでには消えちゃうよなぁ。
入場時に渡された DARSANA ピンバッジと、ボーナスカード 2枚。一枚はダルサナメダル、もう一枚は Lv8 PowerCube ×10だった。アイテムは XMP だったり UltraStrike だったり、いろいろ。
カードの裏側に印字されているコードを、intel 画面の右側にある鍵マークをクリックして入力。すると、エージェントプロファイルにDARSANA メダル(通称ナルト)が!
もう目的は果たしてしまったような気になるが、待て待てwまだ勝負は始まってすらいない…
いえ、始まってましたww
会場から届くポータルは臨時の補給場所となり、次々にLv8レゾネータが挿されては溶け、ちゃっかりリンク張って CF 作りつつも要らないポータルキーはその辺に不法投棄。まさにフライドポテト^^;
エンライテンド陣営は、入場時にソロ参加のエージェントにパンフレットを配布して、積極的に勧誘活動していました。
日比谷野外音楽堂に集結したイングレスエージェント、その数およそ3000人。(5000人以上、と言われていますが野音の収容人数が3,119人ってことなので。 ) ひと目で分かるほど、”青”を身にまとった人やレジスタンスフラッグ、横断幕で溢れており、動員数は明らかにレジスタンス勢力が優勢。地味な(?)エンライテンドは心の中で静かに闘志を燃やし、しかし冷静に待機。
そういえば参加者の中には海外からのエージェントや留学生もいらっしゃったようで、こちらは台湾 Enlightened の方。他にも”外人部隊”がいたとかいないとか。。。
# 後日、秋葉原で台湾Resistanceの方が大暴れしていてえらい迷惑しましたw
本番前日に突如として消えていたオーナメント(対象ポータルを示すマーカー)も復活して、一安心。
水面下で前哨戦が繰り広げられるも、会場はおりからの寒波で激寒!全体写真の撮影をカタカタと震えながら待つこと小一時間。
NIANTEC Labs の川島さんが登場し開会の挨拶、続いて NIANTEC 代表である google社のジョン・ハンケ氏の挨拶。「日本で言う『草刈り』、『水抜き』を大いに行う日になるでしょう!」と笑いを取りつつ、「ingressの歴史に残る最大のイベントです。ぜひこの東京にある素晴らしいもの、不思議なものを楽しんでください」とまとめたハンケ氏。
つづいてレジスタンス/エンライテンド両陣営代表の挨拶。
レジスタンス陣営はさすがの団結力。はためくレジスタンス関西のフラッグ。挙手で波打つ大海原さながらの光景にエンライテンドもいささか圧倒されがちに。
エンライテンド代表からは、まさかの”袖の下”をデッドドロップと称してジョン・ハンケ氏に贈呈するも、「私はニュートラル(中立)ですよw」と袖にされる。いや誰がうまいことを言えと()、その上でハンケ氏、「でも、Jarvis の声は聞いて下さい」とエンライテンドへのフォローも忘れない。会場は笑いに包まれつ、全体写真を撮ったのちに各々の戦場へ。
圧倒的多数の青さん(レジスタンス)に対して 少数精鋭(?)の緑(エンライテンド)がどのようにして戦っていくか。
いや、正直ボロ負けだけは嫌だなーってくらいでまるで勝てる気がしなかったんですけどね。
さて、戦線に到着した我々は分散して昼食をとりつつ、短い時間の中で作戦会議。近くにいた味方陣営のソロ参加の人や、同じ店で昼食をとっていたエージェントを積極的に勧誘してメジャメント1(M1)に挑みました。
Measurement 1 (M1)
M1では駅や道路に近い場所のポータルを担当。下見のときに、位置情報が揺らいだりそのせいでキャプチャができなくなったりするのを経験していたので、比較的電波が安定していた商店街側に配置。
青さんの伝令が「58分から攻撃開始ね!」なんて聞こえるようにふれ回っていたけれど、撹乱作戦の可能性もあるので無視して自分の判断で攻撃開始。バースターを撃っては自分の担当外のポータルにもレゾを挿しつ、なかなか拮抗していたが初戦はうまく守り切れた。
何と言っても、計測時間中に突然スキャナの画面全体が緑の CF に変わったことに驚いた。これでもしかしたら勝てるかも、と。
Measurement 2 (M2)
M2 に移るまえの集合場所で、巨大 CF がなんと北海道を除いた日本列島全体をカバーしていることが発覚し驚愕!ビッグサプライズに心底感動した。海外では、ほらイギリス本土を青と緑で協力してユニオンジャックで染めたとか、北アメリカをCFで覆ったとか、なんか遠い世界の話だと思っていたし。
って状態でしたw 両陣営ともに。
そして、M1 を勝利したという情報も。これなら勝てる!希望をふくらませ M2 に挑む。
惨敗 _| ̄|○
いやーだってさー
人数比 5:1 くらいですよ?
ぞわぞわ居るの。青のひと。何十人居たかな?
多勢に無勢ということで割り切って、次の戦いにのぞむ。
Measurement 3 (M3)
チームで作戦会議(どういう戦略っていうのは書けないです。あしからず。)
頭数で負けている以上、普通に取り合っても敵わない、ということでゴニョゴニョ作戦を練って開戦。
ポータルシールドをインストールして補強するも、ここで青さんの ADA攻撃。XMP 連射して奪還しつつ他のポータルにもレゾ挿し、シールドをインストールしていると、またもや ADA。そういう作戦か。
しかしウイルス使おうが最初に MOD がいくら入っていようが、結局は XMP撃ち合い、わんこレゾの殴り合いにしかならず。計測時間中、前半はかなり善戦し、緑をキープしていたが後半に奪取されることに。結果は RES が保持したようだった。残念!
Measurement 4 (M4)
日も落ちて薄闇が広がる中、最後の戦い。ソロ参加のエージェントを勧誘したり、合流したりで、最初の人数から1.5~2倍くらいに増えていたような。
残弾数は気にせず撃ち尽くそう、と鼓舞して挑んだ最終戦。相手陣営も同じく総動員でポータルをタコ殴りw こうなってくると絶対数としての優位性はレジスタンスにあり。
やりきった感はあった。ただひたすら無心に撃ち続けた。心なしか他のクラスターと比べてもスキャナの反応がよく、実に300発ほど撃ち切っていたと思う。
それでも結果として圧倒的な差をつけられてしまったのは、頭数、多勢に無勢、わーーーーーーーーーん
…負け惜しみでしかないっすね。
勝負の行方は
メガCFによる「日本沈没」があったものの、負け越している感があり、勝負の行方はまるでわからない。
って勝敗にはこだわってもいなかったけど^^;「もしかしたら勝てたかもよ」って淡い期待に胸を膨らましつつ、”Darsana After Party!” ミッションをこなしながら、アフターパーティの会場であるベルサール渋谷ガーデンへ。
アフターパーティでは Panasonic の限定デジカメ?や cheero のingressオリジナルモバイルバッテリーの贈呈、ローソンのからあげクン1年分の贈呈(笑)を経て結果発表へ。
DARSANA TOKYO 2014 の結果は…
エンライテンドの勝利!
北海道を除く日本列島を覆い尽くしたメガCFの一部は、DARSANA のサテライト会場となっていた韓国ソウルまでも覆い尽くし、エンライテンドの勝利に大きく貢献していた。
いや、本当においらたちエンライテンドも知らんかったんですよ。極秘中の極秘だったんでしょうね。
巨大CFの頂点のひとつ、襟裳岬のポータルを破壊したamacatさんのポストまとめ
https://plus.google.com/u/0/104110651754655221357/posts/WZFSPis83zC
沖縄~大阪を結ぶ青さんの妨害リンクを切ったおさかなさんのポスト
https://plus.google.com/+%E3%81%8A%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AA/posts/dfVsuZCJ1WX
DARSANA TOKYO は勝利したけど
そんなこんなで大きな感動と、チームでの協力プレイの楽しさ、また難しさを経験したものすごい 1日でした。ジョン・ハンケ氏の仰るとおり、イングレスの歴史に残る最大の、そして最高の大会になったと思います。
結果として勝利できたものの、エージェントとしての攻防では敗北している感は否めず、しかし、この経験がナレッジとして蓄積され、次に生かされることを大いに期待しています。
次は来年、千葉・京都で戦いましょう!