偶然通りかかった質問サイトで、うっかり(?) 気になるスレッドを見つけてしまった。 「ちょっと知ってる人」からすればおそらく FAQ なわけで、質問者が何を聞きたいのかを履き違えて、全く解決に結びつかない回答を繰り返す回答者の方が、よっぽど知識不足かもしれません。
http://okwave.jp/qa4452094.html
まず質問者が何を聞きたいのかを考えましょう。
- 知り合いに PC の再セットアップを頼まれた
- OS は WindowsXP
- どうやら HDD が二種類あるようだ
- インストールは完了するが OS が起動しない
- (IDEに対して) ATA を触るのは初めてである
IDE と ATA は同じものであるにも関わらず「ATAを触るのは初めて」と言っていることから、ATA は IDE ではない HDD であることは容易に想像が付くはずです。これは 「ATA だけを接続しても「BIOS画面でMaster(primary)になってくれません」 「(ATA には) ジャンパとかがないというのは知っているので、」 との記述からもはっきりしています。 さて、この質問に対する回答ですが、
は残念ながら的が外れてしまっています。 Boot Device Priority は読んで字の如く「起動優先順位」の設定ですから、例えば CD/DVD から起動するのか、HDD から起動するか、はたまた USBブートさせるのかといった、ブート可能なデバイスの起動順序を設定するものです。
運よく「ATA」に以前インストールした OS が残っていれば起動できるかもしれませんが、空っぽの HDD の起動優先度を上げたところで全く意味はありません。
また、#8 (= #4) と #7 に至っては揚げ足を取るだけでまともに回答する気が無いようにしか見えません。
質問者が求めている回答は「IDE では無い HDD に WindowsXP を正常にインストールする方法」であって「IDE と SATA の規格の違い」でもなければ、「うまくいかない原因は質問者の知識不足」などと皮肉られることでもないのです。
結局、IDE 接続の HDD に無事インストールできたからということでスレッドはクローズされていますが、質問者の提起した問題 (SATA に WindowsXP をインストールできない) が解決されていません。
キーワードさえわかってしまえばおそらく自力でも調べられるのです。質問者が、SATA へ OS をインストールする手間と IDE 接続の ATA へ通常インストールする手間を天秤に掛けた結果が、このスレッドの結論と同じになったとしても。
ついでに。 同サイトで WindowsXP + SATA を検索http://okwave.jp/search.php3?search_type=word&kw=windowsxp+sata
…知識不足はいったいどちらなのでしょう? 無駄な情報ばかりが蓄積されていき、質問者はとどのつまり、その「ゴミの山」の中から回答を見つけ出さないといけない。何のための「質問掲示板」なのかわからないですね。