長らく水面下で動いていた不法投棄問題。
GW 真っ最中に供述調書作ったり、現場検証したり、証拠固めをしていたわけですが、今日、警察署の方から連絡をいただき、ようやく事件解決となりそうです。
容疑者の特定まで
まず、容疑者を特定した経緯について記録しておきます。
- 4/27(土)、土曜日にも関わらず容疑者A(スクーターバイク)による投棄。
- 4/28(日)、容疑者Aの通る時間帯(早朝6:30~7:00)にアタリをつけて張り込み。容疑者A は現れなかったが、映像に映っていたのとソックリなスクーターを発見。車両ナンバーを控える。
- 4/30(火)、再び早朝張り込みし、犯行を確認。また、容疑者から死角になる位置に設置したアクションカム(HDR-AS15) で、犯行の瞬間をナンバープレートを含めて撮影することに成功。
- 5/1(水)、容疑者B(徒歩)による夜間の投棄。ごみ袋にコンビニのレシートが混入しているのを確認。
- 5/2(木)、早朝、容疑者Aによる投棄。
- 5/4(土)、供述調書作成、現場検証。映像証拠と実際に捨てられたごみ袋を回収していった。
映像証拠(ナンバープレート)とごみ袋に入っていたレシートから照合した結果、容疑者Aと容疑者Bが同一人物であることが判明。アホですね。たぶんバレない(警察沙汰にならない)とたかをくくっていたんでしょうけど。
というわけで、4/30 に近撮した映像が決め手となって無事(?) 検挙となりました。
前科になるの?
不法投棄というとどうしても産業廃棄物や家電製品を連想してしまうけれど、実はそういった区別はなく、生活ごみと言えど正しく廃棄しなければ処罰の対象となるわけで、判例で見ても10万~40万円の罰金刑が適用される立派な犯罪です。
しかし警察の方によれば、今回は容疑者本人も罪を認めておおいに反省していること、出されたゴミが少量(ほとんど空き缶だし)であることから、書類送検のみでおそらく起訴は無いだろう、とのこと。
感情的に言えばそりゃ厳罰を望みたいところではあるのですが、もし罰金刑で前科になることで逆恨みされたり、報復される心配をして監視を続けるくらいなら、厳重注意するだけでなんとか収めたい、というのが大家さんの要望でもあったので、まあ妥当なところに落ち着いたかなと思います。
再犯はないのかな
まず再犯の恐れは無いんじゃないかと思っています。そりゃバレないと思っていたのに、正確な犯行時刻や証拠写真まで突き付けられちゃ、青くなったでしょうね。防犯カメラを置いていることにすら気付いていなかったようですし。
今回は書類送検でおそらく不起訴となるでしょうけれど、バカじゃなければ「次は無い」ということはわかるでしょうし、とりあえずは平穏な生活に戻れそうです。