出張のついてに祖母の見舞いも兼ねて岡山に行ってまいりました。久々の新幹線、飲料水って無くなっちゃったんですね。代わりに N700 で電源が使えるのでバッテリー残量を気にせずスマホ使いまくり。
…と言ってもほぼ Angry Birds やってましたけど^^;
さて岡山には路面電車が残っているぞっと。
今回は乗車しなかったけど、車両によっては木目調というかお洒落な内装となっていて、これに乗って約 1km の桃太郎通りをトコトコと走って行くだけでも観光になりそう。
交番前で変なものみつけた。
…芸術の街でもあるわけですね、ハイ。こちらは城下(しろした)地下の噴水。
さて、一時間ちょっとかかるはずの仕事が 30分もかからず片付いてしまったのでウロウロしてしまいましたが、ようやっと我が第二の故郷、福渡に到着。
もちろん無人駅。
津山線は線路を走りますが、まるでバスのように回数券があります。運賃後払いです。ボタン押さないと扉が開きませんw
小さい頃に来た時はよくスタンドバイミーしていた線路。1時間に1本しか電車が来ないし無人なので歩こうと思えば河(鉄橋)まで行けちゃうという。
こちらは岡山を流れる旭川の河原。銀杏の大木の下に小さな祠が祀られています。
この豊富な自然が福渡の最大の魅力。アユ釣りでも有名らしく、この日も5~6人の釣人が河の中で釣り糸を手繰っていました。
上流にはダムがありますが、河の流量自体も減っているみたい。昔は河原は穏やかでも河の真ん中の方は轟々と流れていた記憶があるんですけどね。
こちらの木造の橋は増水するとよく流されるそうです。「流されないような頑丈な橋を架ければいいのに。」と言ったら「大工の仕事がなくなる」と返されたとか。見えづらいですが橋の中央に中州へ降りる階段があって、夏にはここで花火を打ち上げるとか。
旭川沿岸には「八幡温泉郷」があり、かつては温泉の町としても…栄えていたのかなぁ。昔は「みずほ荘」という温泉旅館があって、夏休みに来てはよくプールで泳いでいました。今は温泉の自動販売機だけなのかな…?
さて場所がかわって今度は山の中。
曽祖母と祖父が眠っている由緒正しき日蓮宗のお寺さんです。亡くなった先代が第二七代目ということですから、一代で30年間お努めしたとすると800年余りの歴史があるようです。
お寺の裏にある見事な竹林。手ブレが…。
さすがにお寺さんやお墓の写真は写せない^^;
母の記憶をたどって登ってみたら、ほぼ山の頂上にあたる場所に祠がありました。昔(約50年前??)にはここから福渡や建部の街なみが一望できたとか。木が生い茂ってほどんど見えないですが、これはこれで情緒があっていいかも。
実はこのお寺には現国会議員の江田五月氏のお父上である江田三郎さんのお墓があります。外国人参政権やら死刑廃止論やら、オカンに言わせても「どうしてあんな風になったかねぇ…」とため息交じりに愚痴られるほど最近はちょっとオカシイ江田五月氏ですが、どうも菅内閣に無理に参加させられた辺りも影響している様です。
…って菅直人のお父上も福渡のあたりが出身だそうで、祖母の家の近所の酒屋によく来ていたとか。同郷の縁が影響したかどうかは知りませんけど。
いろいろ写真で紹介してきましたが、多分、アユ釣りと温泉と由緒正しいお寺くらいしかない静かな町です^^; 過疎化しまくってコンビニも無いのどかな田舎だけど、人生落着いたらこういうところでのんびり暮らすのもいいかなぁ、と思ってしまうのです。