立ちゴケ☆
FZ乗りなら避けては通れない道である(違)。カウルにめり込むウィンカー、ポッキリ根元から折れるミラー。大きなため息が漏れるわけです。まぁ、事故ったときでもカウル周りで衝撃を拡散してくれたから、他の部分への損害が少なくて済んだわけですが…。
ちなみに、デイトナカラーの場合カウルとデカール(インナーカウルは除く)で3.5万円程度です。白黒のパンダカラーでも気にしないのであれば、デカール無しで3万円くらい。ミラーは一本で4500円程度かかります。
ミラー換装
納車後、三日目。よせばいいのにちょっと近所までタバコを買いに、FZでGO。駐車時に、掛けたつもりのスタンドがゆっくりと自動収納され始めたのに気づいた頃にはもう遅かった。そのまま垣根にドボンと沈没。ウィンカーはめり込み、ミラーはポッキリ折れてしまった。
買ったばかりで金もなく、5000円近い出費はキツイので、適当に直すことにしました。まず厚さ1mmのプラ板を熱して整形したものを、折れた部分に"添え木"としてアロン○ルファで接着。さらに外側からも接着剤を流し込んでからビニルテープでぐるぐる巻き。かなり頑丈に固定されたのでそのまま装着。
そこそこの速度で走っても、特に問題はなかったが"折れている"というのがどうにも気持ち悪いのでやはり交換することに。純正のミラーは"折れやすい"と定評もあるため、換装可能なYZF-R1/R6のミラーを入手して換装。
装着はボルトオンのポン着けなので簡単。また、R1のミラーは可倒式なので多少ならぶつけてもポッキリ逝くことは…無いと思います。
わかりづらいですが、耳を畳んでます
カウル補修
小さな割れに関してはア○ンアルファなどの接着剤、大きな割れに関してはプラリペアで補修します。
1. ミラーを外す
せっかく換装しましたが、一度外します。
2. インナーパネルを外す
まず、アッパーカウルをフレームに固定している、左右のボルトを外します。インナーパネルは樹脂製の2個のリベットでとめられています。プラスドライバで少し緩めるとリベットを抜き取ることができます。
矢印のところがリベット
3. カウルステーを外す
左右のカウルステーを外します。ヘキサゴンレンチを使いますが、結構なトルクで締め付けられていますので、なめないように慎重に。
4. リード線の接続を外す
カウルステーを外すと、ウィンカーのリード線が見えます。接続部が固着していることもありますが、ゆっくり引き抜きます。念のためヘッドライトのカプラーも外しておきましょう。
5. アッパーカウルを外す
ヘッドライトAssy の奥にカウルとヘッドライトを固定しているボルトが4本あります。届きにくいところにありますので(特に下側の2本)、面倒ならヘッドライトごと外しても問題ありません。
ウィンカーとハンドルステーのミラーでも付ければ、これでも走れないことはないですねw
6. プラリペアで補修
補修の方法はプラリペアの説明書やサイトを読んでいただくとわかると思います。ヒビが入ったような小さな割れの場合は、ふりかけ法で、大きな割れや欠けている場合はニードル法で盛り付けて補修します。
端の方の欠けている部分はニードル法で盛り付け、ヒビの付け根の方はV字カットしてからふりかけ法で補修。汚く見えますが、まぁこんなもんでしょう(笑)
FZは高回転域でカウルが共振します。プラリペアにせよ、接着剤を使うにせよ、なんらかの補強剤(グラスクロスなど)を使って強度を増した方がよいかもしれません。